昔、実家の障子にたくさんついていた虫を思い出します。
白い障子の上に、小さな虫がたくさん・・・
特に噛まれるとか、なんかされた覚えはなかったんですけど、取っても取っても減らなかったイメージがあります。
今回は、そんな黒くて小さな虫、『シバンムシ』について紹介したいと思います。
畳に出る黒くて小さな虫はシバンムシ?どんな被害が考えられる?
ここまで、引っ張ってなんですが、この虫の名前は
シバンムシという虫で米袋も破る強力なアゴで乾燥植物を食うらしい?
一匹は水実験したんだけど、セロテープで挟んで潰しました。
((((* ̄ー ̄*)†~~~
もう一匹は、動き回る姿をみてたら、殺生できなくなって・・・
外に逃がしたけど、 pic.twitter.com/VsiGbIvQ1c— 🍬グッドキャット🐾 (@goodcatnet) October 17, 2019
ふと気づいたら、畳の上にゴマのような小さな虫が・・・
なんて経験がある人も少なくないかと思います!
ゴミかな?と思っていたら動き回っていて、うわ!と声が出たなんて人もいると思うんですよ!
私も経験者なんで、よく解ります。。。うんうん。。
実はこの虫は、シバンムシという虫なんです。
大体コバエほどのサイズで、畳の上を歩き回るだけではなく羽があって飛ぶこともできる虫なんですよ。
この虫って一体どんな虫なんでしょうか?
そして駆除方法って???
シバンムシの発生時期と生息場所や駆除方法!
シバンムシは、4月~11月頃の温かい時期に発生すると言われていたんですが、最近は暖房をつけている家庭が多いので寒い冬の時期にも発生するという事もあるんです!
シバンムシは、20度~30度ほどの気温を好んでいるため家の中はシバンムシが好む環境なんですね。
このシバンムシは、特にかみついたり毒があるというわけではないんですが、繁殖力が強いため1匹だけいる、という事は少なく1匹見つけると何匹も発生してしまっていることが多いんですね。
シバンムシは幼虫のうちからペットフードやドライフラワー、食品などを食べてしまうんです。
シバンムシは、見つけたものを駆除してもまたどこからか発生してきます。
シバンムシを駆除するためには、まずは発生源を探す必要がありますよ。
乾燥している植物を好む性質があり、畳・小麦粉・お米・ドライフラワーなどが発生源となることが多いんです。
特に畳の上で見つかることが多いんですよ。
さて、シバンムシを見つけたら・・・
窓を開けた状態で殺虫剤を吹きかけます。
そして、丁寧に掃除機をかけて死がいなどもしっかりと吸い込みます!
畳の目に入りこんでいることもあるので、丁寧に掃除機をかけるようにしてくださいね。
畳から虫が発生するわけではない!普段から除湿や掃除をしよう!
畳から虫が勝手に発生したように見えるかもしれないんですが、そういったわけではありません!
人にくっついて外から入ってきたり、温度や湿度など虫の好む環境が整っている場所に集まってくるものなんです。
しっかりと対策をすることで、虫が発生してしまうことは避けられますよ。
虫は、湿度が高い環境を好むものが多くいます。
そのため、ジメジメとした湿度の高い状態が続いていると虫が集まってきてすみついてしまうんですね。
家の中の湿度は、50%~60%よりも高くならないようにしましょう。
梅雨の時期などはエアコンの除湿機能を使って湿度が高くなりすぎないように調節するようにしましょう。
乾燥している時期でも、洗濯物を部屋干しするとその部屋だけ湿度が高くなってしまうという事もあります。
換気をする、除湿をするなど対策をしましょう。
特に畳は食べかすなどが落ちてしまった時に、隙間に入ってしまいます。
その食べかすをエサにしようと虫が集まってきてしまうんですね。
もし、ご飯やお菓子などをこぼしてしまったという時にはすぐに掃除をするようにしましょう。
畳の部屋に掃除機をかけるときには、目にそって丁寧に掃除機をかけるようにします。
畳はほこりや食べかすなどが、隙間に入り込んでしまっていることがあるので目にそって掃除機をかけないとうまく吸い取れないという事もあります。
畳を日干しすることで、それだけでも虫の発生を予防することができます。
ただ自分で畳を日干しするのは難しいこともありますよね。
もし、自分ではできないという時には業者に加熱乾燥をしてもらいましょう。
まとめ
畳の上でのんびりくつろぎたいのに、虫がいるとそんなこともできなくなってしまいます。
その場で退治したから大丈夫、と思わずに発生源はどこなのかを探ししっかりと駆除するようにしましょう!
湿度や掃除など少し気を付けるだけでも、虫が発生することを予防することができるので、参考にしてみて下さいね。