離乳食って、
冷凍保存が欠かせませんよね!
1回分ずつ作ってるママも、
大勢いらっしゃるかと思いますが、
1回分ずつ毎食離乳食を作るだなんて、
無理だ~ 私には絶対無理だ~ と、
私は、1週間分くらいずつ、
離乳食を冷凍保存していました。
冷凍しておくと、
疲れているときでも、時間のないときでも、
「冷凍があったよな(#^.^#)」と、
体力的にも精神的にも楽ができるので、
とってもお勧めです!
でも、…。ものによっては、
冷凍できない食材ってのもありますよね…。
冷凍すると、
- 味が落ちてしまったり
- 食感が変わってしまったり
など、
冷凍保存には向かない食材があります。
具体的には、
- じゃがいも
- 牛乳などの乳製品
- 豆腐
- 卵
- 生野菜
- こんにゃく
などです。
冷凍できないから
これらの食材を食べさせる時は
作りたてじゃないと…
いやいや、そんなこと無いんです!
これらの食材でも冷凍を諦めないでください。
実は、
工夫して調理してから冷凍すれば、
大丈夫なんです^^/
冷凍保存をフル活用することによって、
一瞬で赤ちゃんに栄養満点な離乳食があげれます!
離乳食!冷凍できないもの(食材)の調理の仕方
冷凍できない食材は、
工夫して調理すれば冷凍できるようになります。
さっそく食材別の調理の仕方をご紹介しますね^^♪
じゃがいも
茹でたじゃがいもは、
冷凍すると繊維が壊れて
スカスカになってしまいます。
茹でたてのあのホクホク感が
まったくなくなってしまうのです。
私はやったことありませんが、
本当に不味いらしいです。
まるでスポンジを食べているかのようだとか…。
消化・吸収の良いでんぷんを
多く含んだじゃがいもは、良いエネルギー源となります。
じゃがいもは、
離乳食初期から食べることが可能ですし、
冷凍できないからと避けるのはもったいないです。
実は、じゃがいもは、
かたまりのまま冷凍するとスカスカになります。
冷凍する時は、
茹でてから潰して
マッシュポテトのようにすると良いです。
マッシュポテトの状態で
1回分ずつ小分けに冷凍しておけば、
いろいろな料理にアレンジ可能です。
もちろん他の食材と合わせて
すべて調理したものを冷凍しても大丈夫です。
じゃがいもと人参のスープ
(離乳食初期~)
茹でてすりつぶした人参と
マッシュポテトにしたじゃがいもを
だし汁でのばすだけの簡単なレシピです。
1食分ずつ容器に入れて冷凍可能です。
じゃがいものおやき
(離乳食中期~)
マッシュポテトにしたじゃがいもに
少量の牛乳と片栗粉をまぜて丸めて焼くだけ。
お好みで青のりや刻んだコーン
などをいれてもよいですよ。
1つずつラップに包んでから
ジップタイプの袋に入れて冷凍可能です。
離乳食の裏ごし方法などは、↓こちらにまとめてあります^^
関連記事:離乳食の裏ごし方法と便利グッズをご紹介!裏ごしはいつまで必要?
牛乳などの乳製品
牛乳、ヨーグルトなどは、
冷凍すると分離してしまいます。
解凍後も分離状態は戻らないので
そのまま冷凍するのはおすすめできません。
牛乳やヨーグルトは、
アレルギー反応がでないか確認のためにも
離乳食中期頃から少しずつ摂り入れたいものですよね。
しかし、
しっかりと調理してから冷凍すれば、
大丈夫ですよ。
そもそも牛乳は離乳食期では、
加熱したものを与えるので、
そのまま冷凍するよりも調理してからの方が断然楽ですよ。
牛乳ホワイトソース
(離乳食中期~)
牛乳300mlに薄力粉大さじ2杯
を混ぜてよく溶かします。
薄力粉が混ざったら
無塩バター大さじ2杯を加えて火にかけます。
とろみが出てお好みの固さになったら
出来上がりです。
ホワイトソースを作っておけば、
お好みの野菜を入れて
シチューにしたりリゾットなどにすることができます。
たくさん作って小分けにして冷凍しておけば、
大活躍しますよ。
野菜を入れた状態でも冷凍可能です。
ヨーグルト蒸しパン
(離乳食後期~)
小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖
を混ぜてから無糖ヨーグルトを入れて
さらに混ぜます。
シリコンカップに入れて、
ラップをかけたら
レンジで温めるだけで完成です。
小麦粉20gに対して
ベーキングパウダーと砂糖は小さじ1杯、
ヨーグルトは45gです。
市販のホットケーキミックスでも
作ることができますよ。
ただし、ホットケーキミックスは
砂糖が入りすぎている可能性があります。
砂糖の量が調整できるので、
小麦粉とベーキングパウダーで
作るのがおすすめです。
祖熱が取れたら、
1つずつラップに包んで冷凍保存が可能です。
豆腐
豆腐は冷凍すると
内部の水分が奪われて固くなってしまいます。
あのつるんとした食感
ではなくなってしまうのですね。
豆腐は、
消化・吸収が良く、
赤ちゃんが初めて口にするタンパク源として最適です。
裏ごししたり、潰したりすることで
冷凍保存が可能になります。
豆腐と野菜のペースト
(離乳食初期~)
昆布でだしをとって沸かしたお湯に
豆腐とお好みの野菜を入れて茹でます。
茹で上がったら、
ザルにあげ水気をきります。
野菜は細かく刻んだ後に、
豆腐と一緒にミキサーに入れて
ペースト状にします。
ミキサーがない場合は、
すり鉢でゴリゴリしても大丈夫です。
すり潰すことで、
冷凍しても食感が気にならなくなります。
豆腐ハンバーグ
(離乳食後期~)
電子レンジで水切りした豆腐に
鶏ひき肉、ひじき、細かく刻んだ野菜、
片栗粉、塩少々を混ぜて、焼くだけです。
手づかみ期の赤ちゃんに
ぴったりなレシピです。
1つずつラップに包んだ後、
ジップタイプの袋に入れて冷凍保存が可能です。
卵
ゆで卵を冷凍すると、
水分が抜けて
スカスカ、パサパサになってしまいます。
まったく美味しくありません。
卵もアレルギーを確認するために、
離乳食中期以降から少しずつ摂り入れたい食材です。
ゆで卵のまま冷凍せずに、
裏ごししたり、薄焼き卵、錦糸卵
にすることで冷凍保存が可能になります。
卵黄ペースト
(離乳食中期~)
まだ白身が食べられない
中期の赤ちゃんには卵黄のみを使います。
ゆで卵を作ったら
卵黄のみを裏ごしして、だし汁でのばします。
小分けにして冷凍保存しておけば、
いろいろな料理に加えて使用することができますよ。
ささみ肉の親子丼
(離乳食後期~)
ささみ、玉ねぎ、人参を細かく刻み、
だし汁で柔らかくなるまで煮込みます。
充分に柔らかくなったら
溶き卵を加えてよく加熱すれば出来上がりです。
溶き卵にしているので、
タッパーなどに入れて冷凍保存が可能です。
生野菜
水分を多く含む野菜を
生のまま冷凍すると、
組織が壊れて美味しくないです。
離乳食では、
必ず火を通した野菜を使いますので、
冷凍保存する際は調理してからにしましょう。
野菜たっぷりリゾット
(離乳食後期~)
人参、玉ねぎ、ピーマン、トマトなど
お好みの野菜を細かく刻んで煮ます。
野菜が柔らかくなったらご飯を入れ、
お好みの柔らかさになったら
コンソメ、ケチャップで味付けをします。
仕上げにチーズをかければ、
チーズリゾットになります。
1食分ずつ小分けにして、
冷凍保存が可能です。
こんにゃくは、離乳食に向かない…
こんにゃくも水分が多いため
冷凍するとスカスカになって
美味しくありません。
私、1度だけ誤って
こんにゃくを冷凍してしまったことが
あるのですが、これ本当に不味いです。
そもそもこんにゃくは弾力があり、
喉に詰ませて窒息の恐れがあるため
離乳食期には与えない方が良い食材です。
1歳を過ぎてから、
細かく刻んで使用するようにして下さい。
こんにゃくについては、
離乳食にも冷凍にも不向きといえます。
糸こんにゃくであれば、
冷凍してもそこまで食感は
気になりませんので、
食べれる年齢になったら
丼ものや煮物に入れて冷凍庫保存ができますよ。
大量に作って冷凍すれば大活躍!基本のだし汁の作り方。
だし汁や野菜スープは、
- 食材をのばして食べやすくしたり
- スープを作ったり
- 少し味をつけたり
とても活躍します。
でも1回1回だしを取っていたら
時間がかかってしまいますよね。
大量に作って冷凍保存しておけば、
忙しいママには大助かりです。
ぜひ冷凍保存して活用して下さい。
昆布だし(離乳食初期~)
水1ℓに
汚れを拭き取った昆布8cmほどを浸し、
一晩置きます。
一晩置いたものを
昆布を入れたまま火にかけ
沸騰する直前で昆布を取り出します。
野菜だし(離乳食初期~)
玉ねぎ、人参、キャベツを
適当な大きさに切り、
水に入れて沸騰させます。
沸騰したら弱火にして、
そのまま30分ほど煮ます。
煮終わったらこして出来上がりです。
煮た野菜は、
そのまま離乳食に使うこともできますよ。
椎茸だし(離乳食初期~)
干し椎茸を水につけた戻し汁が
椎茸だしになります。
簡単でおすすめです。
かつお昆布だし(離乳食中期~)
昆布だしにかつお節を入れて、
沸騰直前で火を止めます。
こしたら出来上がりです。
赤身の魚に慣れた頃から使用可能です。
煮干しだし(離乳食後期~)
煮干しの頭とはらわたを取り、
水に30分ほどつけます。
その後、
火にかけ弱火で10分ほど煮ます。
こしたら出来上がりです。
青魚に慣れた頃から使用可能です。
「だし」だけでも
これだけ種類があります。
赤ちゃんが味に飽きてしまう心配がありませんね。
料理に合わせて使い分けてみて下さいね。
まとめ
冷凍できないと思われている食材も
工夫して調理すれば、冷凍が可能です。
冷凍保存を活用して、
赤ちゃんにいろいろな食材を
食べさせてあげて下さいね。
好き嫌いのない子に育つと良いですね^^/