小学校中学年以上、毎年必須の自由研究。
夏休みの宿題はいろいろありますが、
自由研究は親子にとってかなりのプレッシャーではないでしょうか?
我が家の小4の息子も、
何をどう研究してどんな風にまとめるか、
8月半ばになるまで頭が真っ白でした。
「このままでは夏休みが終わってしまう!」
見かねた私は、友人ママにアドバイスをもらいながら、
息子に合う自由研究はないかと探した経験があります。
私と同じように、
夏休みの自由研究を何にしようかと、
探されているママへ、少しでもお役に立てれば!と、
- 小学生でも簡単にできそうなオススメの自由研究
- 工場見学へレッツ・ゴー!
について、まとめてみました。
ご参考になれば幸いです。
小学生でも簡単にできそうなオススメの自由研究
テーマは、興味関心のある分野がイチバン!
いくら簡単でも、本人が興味のあるテーマでなければ苦痛でしかありません。
小4の息子に、
祖父母の住む地域の方言調べをすすめた時の話。
「おじいちゃん、おばあちゃんにインタビューしてまとめるだけだから超簡単だよ!
やってみない?」
と私がすすめると、
「うん、簡単そうだからやってみる」とラクしたい息子。
早速祖父母に取材してメモしていると・・・
なんと!!途中で、
「いやだー! おもしろくない!」
と泣き出してしまい、結局断念。…。
↑
なぜ泣く? と、びっくりもしましたが、
テーマ選びだけは、
本人の意思を尊重しなくては!!と反省した母でした。
自由研究、理科系・社会系に分けて挙げてみます。
理科系
★★★実験★★★
1日~数日で終わらせられるものが多いので、
短期仕上げにはおすすめです!
①リトマス試験紙を使って液体の性質を調べる
リトマス紙は、
100円ショップやドラッグストアでも手に入るので、
家庭にある調味料や飲料、野菜・果物が酸性なのか、
アルカリ性なのかを調べられます。
②ドライアイスについて調べる
息子が3年生のときに取り組みました。
スーパーで冷凍食品を買ったときにもらえるドライアイス!
(生協さんから大きいのをもらいました♪)
について、次のようなことを実験しました。
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- 常温
におくとどうなるか?
そして、↑それらに、
- 水やお湯を入れるとどうなるか?
- 風船の中にドライアイスを入れるとどうなるか?
そしてその後は、ドライアイスなので、
食べることはできませんが、
手袋をして、ドライアイスでシャーベットづくり!にも挑戦してみました。
写真をたくさん撮り、楽しくまとめることができました。
③お酢について
酢に生卵を着けておくとどうなるか? という実験もポピュラーですね。
(殻が溶けるんですよ♪)
- 酢はどうやってできるのか
- 何に使われるのか
- どんな栄養があるのか
など調べてもよいでしょう。
★★★観察★★★
①生物の生態について
虫が大好きな子なら、
一つの虫についてとことん調べてみては?
お魚でも、動物でもOK。
オス・メスの体の特徴、
好きな環境や食べ物、増え方などを
イラストを交えて紹介すると、1枚の模造紙がすぐに埋まります。
②植物観察
夏野菜を育てて観察するのもいいですね。
ちょっと水やりが大変ですが、
ガーデニング好きなママがいるなら問題ないかも!?
トマトは学校でも育てるので、
なすやきゅうり、ピーマンなどの苗を育ててみるのはいかが?
数日おきにスケッチや写真に
とっておくことをお忘れなく。
収穫したら料理して写真を撮ると、
充実した内容になります!
長期戦ではありますが、
写真や絵さえあれば簡単にまとめられる点がおすすめです。
社会科系
地域や国について調べる
祖父母が地方に住んでいるなら、
その地域について調べるのもおすすめです。
(地元については、学校で詳しく習います)
気候、特産物、郷土料理、観光名所、
お祭り、方言など、さまざまな題材を取り上げてもいいですし、
どれか一つに絞ってもいいですね。
たとえば、
- 新潟の郷土料理について
- 広島の方言について
など。
方言については、
おじいちゃん、おばあちゃんが住んでいる
お家へ遊びに行くついでに取材しておくといいですね。
役所や観光案内所へ行くと、
その町のパンフレットや資料がもらえるかも。
外国にご縁があるなら
(旅行したことがあったり、お友達がいたりなど)
その国について調べてもよさそうです。
国旗について調べた子もいました。
模造紙一枚に、数種類の国旗の絵とともに
意味や由来をまとめていて、そのカラフルさが目を引きました。
番外編
息子の通う小学校で見かけた自由研究には、
こんなのもありました。
魚釣りが大好きな男の子は、
なんと魚拓を作成した子が!
絵が大好きで、
絵画教室へ通っている女の子は、
オリジナル絵本を作っていました。
市販のロボットキットや、
メカニックな車を制作した子もいました。
(お父さんが得意だったのかな?)
何かをリサイクルしてバッグを作った子は、
その工程を写真付きでまとめていました。
好きだったり、得意だったり、
習っていることなら、何でもアリですよね^^
自由な発想でいきましょう!
工場見学へレッツ・ゴー!
足を運びさえすれば、豊富な素材が!
工場見学へレッツ・ゴー!
イベントとして楽しみながら、
同時に自由研究もできちゃう工場見学はとってもおすすめです。
工場側も、自由研究の題材にしてもらえるような
企画を組んでいたりしますので、
近隣で足を運べる施設がないか、
ぜひチェックしてお出かけください。
我が家が行って楽しかったのは、
東京・仙川にあるキューピーマヨネーズ工場です。
マヨネーズについてさまざまな発見がありました。
乗り物が好きなら、
さいたま市の鉄道博物館や、
羽田空港付近のJAL、ANAの飛行機見学もおすすめ。
人気、満足度、ともに高いようです。
工場見学ではいろんな情報を教えてもらえるので、
自分から調べる必要がなく楽ちん♪
ただし、大きな注意点が!
事前予約が必要な場合がほとんどなので、
早めに予約する必要があります。
人気の施設は、
数カ月前から埋まってしまうこともあるので、
もし今回悔しい思いをされた方は、
ぜひ来年の夏休み対策として、早目に予約しちゃいましょう。
また、工場内はおおむね写真撮影NGなので、
HPの画像やパンフレットを利用するとよいでしょう。
まとめ
自由研究の例、いかがでしたでしょうか?
わりと手軽に取り組めそうではないですか^^?
お子さんが興味を持って取り組めそうな
テーマはありましたでしょうか?
テーマさえ決まれば、あとは行動あるのみ♪
研究途中でもし失敗したとしても、それもいいネタになりますよ。
研究のまとめ方は壁新聞風が一般的ですが、
どうせなら見る人の興味を引くようなものに仕上げたいですよね。
そのため、文字はほどほどにして、
写真やイラスト、資料添付といった
ビジュアル素材を多用すると簡単ですし見栄えもいいですよ。
自由研究は親子ともに面倒な宿題ですが、
楽しく取り組めるといいですね。
プレゼンテーションの練習にもなりますし、
ひょっとしたら、自由研究の体験がいつか何かの役に立つかもしれません!?