仮面夫婦でい続けると、子供にどんな影響を与えてしまうのか…

夫婦仲

夫婦の間に愛情がなくなっても、

子供のことを考え離婚をしない夫婦がいます。

 

確かに、片親になると経済的な負担はかかりますし、

子供に寂しい思いや肩身の狭い思いをさせたくないと思いますよね。

 

ただ、表面的には夫婦円満を装うことができても、

子供は夫婦不仲の空気を敏感に感じ取るものです。

 

場合によっては、

家庭で受けた心の傷や暗い影がずっと

トラウマとなって残り、子供の人生にまで

影響ることがあるので、注意しなくてはなりません。

 

それでは、仮面夫婦は、

子供にどんな影響を与えてしまうの?でしょうか。

 

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仮面夫婦が子供に与える影響

大人の顔色をうかがい、自信のない子になる

  • 会話のない夫婦
  • 目を合わせない夫婦

になっていないでしょうか?

 

同じ屋根の下に暮らしているのに、

夫婦間でほとんど会話がなかったり、

お互い目を合わせることもないなんて、

とっても不自然ですよね。

 

子供の前で派手にけんかするよりは

いいかもしれませんが、

 

子供は、異様な、冷たい空気を察知し、

緊張します。

 

そして、

親の機嫌や顔色をうかがうような子

なってしまうのです。

 

繊細で傷つきやすいタイプの子の場合、

「お父さんとお母さんの仲が悪いのは、わたしが悪い子だから?」

と思ってしまうことも!

 

そうすると今度は、

無理をしてでも、いい子になろうとするのです。

 

大人の目を気にしていい子に徹すると

どうなるのか。

 

自分の意思で物事を決められない、

他人の意見に流されやすい子になってしまう

可能性があるのです。

 

つまり、精神的に自立した大人になれなくなる

可能性があるのです!

 

あるいは、この微妙なムードを変えたくて、

わざとふざけたり、おかしなことを言って、

ピエロを演じる子供もいます。

 

本当は両親に甘えたいし、

可愛がってもらいたいのですが、

そうした欲求をグッとこらえ、

 

「自分が何とかしなきゃ、自分がいい子にならなきゃ」

と無理して、焦って、がんばりすぎる子になってしまうのです。

 

そうしたストレスが長く続くと、

子供はどうなってしまうか、想像してみてください。

 

我が子に、辛い思いをさせてまで、

相手のことが許せないですか?

 

また、

 

夫または妻がいないところで、

夫または妻の悪口を子供に言う。などは、

してはイケないことです。

 

お母さんが「お父さんてこんな悪い人なのよ」と

子供に言い聞かせても、子供は困惑するだけ。

 

ある程度大人になったら聞き流す術も

身に着けるものですが、

 

たいていの子供は親の話を真に受けてしまい、

悩むのです。

私が中学生のとき、

こんなことがありました。

 

母が父への不満をあーでもない、こーでもない

と私に訴えるので、私は母に同情し、なんとかしなくては!

と思って父に訴えました。

 

「お父さんのこういうとこ、直したほうがいいよ。お母さんが困っているよ。」と。

 

すると父は

「お母さんこそ、自分のことを棚に上げて!!」と

ものすごい剣幕で怒りはじめました。

 

私はびっくり仰天。

でも、こんな感じのことを思っていました。

「父の言い分もあるんだ…一方的に責めてしまった…

私の発言のせいで、さらに両親の仲を悪くさせてしまった…どうしよう…(T_T)」

と。

そして、

親の仲を取り持つことの難しさと、

何もできない自分の無力さを痛感するのです。

 

こんな思いを子供にさせてはイケませんね。…。

 

自尊心を失い、引きこもり、うつになることも・・・

子供を立派に育てたければ、

親の悪口を言うのは避けるべきです。

 

子供にとって親は、尊敬する存在であり、

理想像であることが多いのです。

 

父親と母親が互いを否定してしまっては、

親に対する理想像が崩れてしまいます。

 

また、

「そんなダメな親の子なんだから、どうせ自分もダメ」

と、自尊心が傷つけられるのです。

 

そして、やる気のない、

引きこもりがちな子になることも・・・。

 

朝起きられず、夜に目が覚めるという

「うつ病」になる子もいると聞きます。

 

ここまで来ると、

立ち直るまでに時間とエネルギーが必要です。

 

子供が心身を病む前に、

否定的な言葉を連発しないよう気を付けましょう!

 

大人を信じられなくなり、反抗心が芽生えることも!?

外では仲良し夫婦を演じていても、

家の中では険悪なムードでいる両親を見て、

 

子どもは、

「両親は嘘をついている。だから大人は信用できない」

と人間不信になることも・・・!

 

両親が仮面夫婦でいるのは、

可愛いわが子のためを思ってのこと

なのですが、残念ながらそれは伝わらず、

 

「親は世間体を気にしているんだ。自分勝手だ」

などと親への嫌悪感を抱くようになり、

思春期を迎える頃には反抗して暴れる子もいます。

 

なかには、居心地の悪い家庭にいるのが苦痛になり、

中高生になるとなかなか家に帰ってこなくなるということも。

 

やはり、子供にとっても幸福なことは、

「両親を信頼し尊敬できる」ことではないでしょうか。

 

まとめ

親には親の、やむを得ない事情があるでしょう。

 

子供も成長し、結婚して家庭を持つ頃には、

親のさまざまな事情や苦労を理解し、

いずれは自分を育ててくれたことへの感謝をするでしょう。

 

けれども、一旦心に毒が入ってしまった子供は、

解毒するには大変な時間とエネルギーを必要とします。

 

家庭不和で育った子供のうち、

  • 気の強いタイプの子は親を責めて反抗し
  • 内気な子は自分を責め傷つけることで、苦しみから逃れようとするケースが多い

ようです。

 

本当の意味で子供を大切に思うなら、

経済的なことよりも何よりも、

子供の心を害さないことが最優先ではないでしょうか?

 

自治体の相談窓口や、

カウンセラーの助けを借りてもよいのです。

 

今一度、夫婦関係を見直してみて、

子供が安心できるような、

あたたかい雰囲気の家庭を取り戻せないか、

模索してみてはいかがでしょうか。